将正洋画日和

素人の映画探求記

「スノーデン」 この人知ってた?機密情報暴露の偉人 感想 あらすじ ネタバレ

 

 

 

 

 

暑くて暑くて...ファンタが美味。

将正です。こんばんは。

 

今回はこのブログ初ジャンルのサスペンスでございます。

ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演「スノーデン」

 

 

 

スノーデン(字幕版)

スノーデン(字幕版)

 

 

なんとなく借りたこの映画。実話でした。

 

目次

 

 

あらすじ

 

NSA(アメリカ国家安全保障局)に勤めていたエドワード・スノーデンが、政府の機密情報を「ガーディアン誌」から世に発信する物語。

 

 

 

感想

 

いや参った。ほんっとに参った。

まずエドワード・スノーデンとは誰なのかを将正は知らなかったです。2013年私は思い切り遊び盛りの学生でした。

まさか自分が生きてる同じこの世でこんな人が居たなんて、と思いました。漫画の世界の、「たくさんの人々の想いを背負った主人公」みたいな人。きっとこの人以外はマネ出来ないだろうな。

 

政府とかネットワークだとか言う話は将正にとっては超ムズカシイ話なので、ちょいちょい理解不能な点もございました。お恥ずかしい。

 

エドワード・スノーデンとは一体何をした人物なのか。素人レベルの解釈で簡単に説明します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エドワード・スノーデンの暴露※これより下ネタバレあり

 

NSA、CIAで職員として働いていたスノーデンですが、そこで扱われているアメリカ政府の機密情報の事をあまり良く思っていませんでした。

 

その機密情報とは、国民のプライバシー一切を無視した監視です。

 

なんとFacebookなどのSNSやチャット、メール、通話などが政府からは簡単に見れるようになっていたのです。それはアメリカだけに留まらず、全世界も監視の対象になっていました。

しかも監視はネットのみではなく、PCを遠隔操作してカメラを作動させたり...。

それらは全て『PRISM』(プリズム)というシステムで行われていました。

 

全てテロを防ぐ為に行われていた事で、どこの誰が大統領を支持しているかしていないかも、簡単に分かります。

 

が、アメリカ政府はこれを国民に対して『機密』に行っていました。

実際アメリカの議会がNSAの長官に『国民の監視』について質問をすると、「思いがけず収集する事はあるだろうが、意図的な収集はしてない」と否定をします。

アメリカ政府は国民に対して真っ赤な嘘をついていたのです。

 

そこでこの事実を全国民に知らせる為にスノーデンは立ち上がりました。

2013年当時の職場だったハワイのオフィスのPCから機密データを全てコピーし、「体調が悪く、明日も休む」と言って職場の仲間と永遠に別れる事になります。

 

そしてその日の内に香港へ飛び、『ガーディアン誌』の記者とのホテルでの密会の後、アメリカ政府の盗聴とその手口を世に知らしめる事に成功します。

 

自国の世界一とも言えるアメリカ政府を敵に回し、国民を想う一心で内部告発をしたスノーデン。

その後は全世界から大注目を浴びる事になり、政府からは一生追われる身となり、指名手配、逮捕令状も出される事になります。

 

アメリカ政府は情報が露わになった以上、この全世界を対象とした盗聴とその手口を認めざる得なくなります。当然国民からしたらスノーデンは"英雄"となりました。

 

スノーデンは、自分が正しいと思う事をやったまででした。

 

 

スノーデンの病気

 

スノーデンは情報収集をするにつれ、国民に対する申し訳ないという気持ちがストレスになっていきます。

現れた病気は"てんかん"。

 

医者からは薬を処方され、最初はきちんと飲んでいたが仕事で大量の情報を扱うスノーデンは薬を飲むのを途中でやめてしまう。頭がぼーっとしてしまって何も考えられなくなってしまうらしい。

 

自分の身を捨ててまで自国を想う彼には賞賛すべきか、それともやり過ぎなのか。

 

 

恋人リンゼイ

 

ネットで知り合った2人だが、その後は生活を共にしていく事になる。

だがスノーデンの仕事は、国家の機密情報を扱う仕事だった為彼女には何の仕事をしているかでさえも、長い事明かせなかった。「国民を守っている」の一言のみ。

 

故に振り回される彼女の心境はどうだったのかを考えると、非常に耐え難い気持ちになります。何の仕事をしているのか分からないまま、日本やアメリカを転々とし、スノーデンについていく。

一度メリーランド州の実家に帰ったりもしています。

病気になった時も、薬を辞めたスノーデンに対し激怒しますが「国民の為だ」だと牽制されてしまいます。

NSAのコービンは「我々は恋愛には向かない」と言っています。

 

彼女の精神も相当やられていたと思います。外面は明るく振舞っても、毎日不安な日々をおくっていました。世の女性達はどう思うのでしょう。少なくとも私は無理だと思います。明るく振る舞う事もついていく事も到底出来ないでしょう。

 

 

 

内部告発を決断したスノーデン

 

将正がこの映画で1番印象に残ったのは、スノーデンがハワイのPCから機密情報をコピーし、職場を離れる場面です。

 

SDカードをルービックキューブに仕込み、それを出入り口の検問で「やった事あるか?」と言って検問員に渡します。検問員がルービックキューブに夢中になっている間、スノーデンはさっさと検問を終らせます。

 

無事SDカードが見つからず職場を後にするスノーデンの表情からは色んな感情が読み取れます。

「よっしゃ。やってやった」とか「こことはおさらばだ」「ストレス解消!」みたいな。

これから起こそうとしている大騒動を頭に浮かべ、笑みが溢れています。ストレスが一気に無くなり、爽快スッキリな笑顔。

 

ジョセフ・ゴードン=レヴィットの表情による演技はとても好きだなぁ。

 

 

スノーデンのその後&本人登場

 

その後スノーデンは香港からロシア・モスクワへ飛びましたが、アメリカに無国籍にされパスポートも無効にされたので、モスクワ空港で立ち往生。

 

(実話ではアメリカから香港へ「エドワード・ジョセフ・スノーデン」の出国禁止の司令を出したが、焦ったアメリカが"ジョセフ"を"ジェームズ"と間違えて報告してしまった為に香港から出国する事が出来たらしい)

 

だがアメリカの逮捕命令をロシアは認可しませんでした。犯罪人引き渡し条約もありません。

そして何週間かに渡る立ち往生の末、スノーデンのロシアでの亡命が認められ、居住権も出ました。

 

スノーデンは現在もロシアで居住しており、実話ではなんとリンゼイもその後ロシアに渡り再びスノーデンと生活を共にしているらしいです

 

映画の最後の方でスノーデンがモニターごしにTV出演している場面があります。ロシアからアメリカでの生中継中、なんとエドワード・スノーデン本人と入れ替わります。

 

ここで注目すべきはスノーデンの生声です。

 

「僕はとても幸運だ。『明日を心配せずに済む自由』を得たんだ。」

 

この言葉で彼に心を奪われそうになります。変な意味ではなく。

彼自体を教訓に、これから生きていきたいなぁと素直に思いました。

 

 

最後に

 

ほんとに「参った」としか思えない作品でした。

多分今将正が彼を目の前にしたら腰を抜かすでしょう。笑  彼と同じ目線に立つのが申し訳なくて。

 

実はスノーデンの物語を描いた映画がこれ以前に出ているみたいなのです。「シチズンフォー スノーデンの暴露」というドキュメンタリー映画ですが、こちらも今度探して見てみようと思います。

 

以上「スノーデン」感想でした。