将正洋画日和

素人の映画探求記

「ゴースト・エージェント /R.I.P.D」の世界の警察官 あらすじ 感想 ネタバレ

 



 

 

 

 

 





 

"ある意味"とても有名な「ゴースト・エージェント/R.I.P.D」の感想です。こちらも前借りていたものでレンタル2回目です。

 

 

 

目次

 

 

 

あらすじ

 

警察官のニック・ウォーカーは任務中に相棒のボビー・ヘイズに射殺されてしまう。ニックの体は上空に吸い込まれ天国へ...と思ったのも束の間別のところへ連れてこられてしまった。そこは殉職した警察官や保安官が働く、黄泉の国の警察署「R.I.P.D」だった。

19世紀の殉職保安官ロイシーファス・パルシファー(以下ロイ)とコンビを組み、人間界にはびこる悪霊たちを捕まえる事になる。

 

 

 

感想

 

この映画はレンタルショップにてタイトルとあらすじを見て借りました。

殉職刑事とコンビを組み〜何たらかんたらと書いてあり、

 

なんじゃそりゃ!?

 

と興味深々になった訳です。

 

原作が「R.I.P.D」というアメリカのコミックなので、映画というよりマイナーな漫画を見ている感覚に近いと思います。ある作家の、ある短編集の中の1つの漫画のような感じ。

「なんじゃそりゃ?」とツッコミたくなるような設定もたくさんある為ネットでは賛否両論ですが、将正はなかなか楽しませてもらえました。むしろその「なんじゃそりゃ設定」がこの作品の魅力だと思います。

ファンタジー感強すぎな映画が好き!という方にオススメです。

 

「メン・イン・ブラック」「ゴーストバスターズ」に寄せているとこも。

でもこの有名な2つの作品よりも知名度が低い、というのは納得をせざるを得ません。

 

何しろこの映画はハリウッド映画史上に残る大赤字映画なのです...。

 

 

驚愕の赤字額

 

面白いB級映画を発掘しちゃったな〜とルンルン気分でしたが観た後ネットで検索してびっくり。

 

この映画の制作費は1億3000万ドルかかっているというのです。日本円だと現在約140億円らしいです∑(゚Д゚)

 

 

B級映画は、A級映画に比べて、予算はおよそ十分の一、撮影期間は2週間(中には2日や5日も珍しくなかった)、上映時間[10]は60~70分で長くても80分という基準であった。

 

B級映画 - Wikipedia

 

 

どの基準もことごとく超越しています。

 

ハリウッド映画の平均制作費は調べたところ

大作映画でだいたい1億ドル〜2億ドル

超大作映画で2億ドル〜4億

といったところ。

もちろん大作映画=制作費が高いという訳ではないのであしからず。

 

 

そしてこの「ゴースト・エージェント/R.I.P.D」の興行収入は制作費の半分程度だったようです。

 

税金なども赤字額には含まれるそうで、

 

推定9000万~1億1400万ドル(およそ90億~114億円)

 

【2014最新版】ハリウッド映画、史上最高赤字額TOP10 - NAVER まとめ

 

驚愕の数字ですね。

 

引用元サイトを見ても分かるように、ハリウッド映画の中ではTOPに入ってくる額です。

 

 

でも私はなんだかそれがスパイスのように感じてポジティブに受け止めています。

考えの甘さ、無鉄砲、例えるなら学校の問題児のような感じですw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんじゃそりゃ」な設定これより下ネタバレ注意

 

 

「なんで?」「おいおい」と思わず突っ込みたくなる場面の多いこの映画。

その箇所を簡単にまとめてみました。

 

 

なんじゃそりゃ設定その①

「R.I.P.Dと人間界を行き来する手段はなんとトイレ」

R.I.P.Dのトイレと人間界のビデオ修理屋さんのトイレは繋がってるのか?

扉が閉まる→光る→再び開けると修理屋さん。一体中で何が?まさか流されてる?

 

 

なんじゃそりゃ設定その②

「悪霊はクミンが苦手」

普通は塩なのでは、と思うこの設定。クミンというより、インド料理ですね。ロイが「クミンかな?」と言っているので、ちょっと曖昧な設定。

そして苦手なはずなのに、どう見ても強くなっている。なので「クミンは悪霊の本性を暴く」と捉えるのが正解なようです。

 

 

なんじゃそりゃ設定その③

「お偉いさんとの連絡方法」

ニックとロイが悪霊を取り逃がしてしまった際、「お偉いさん」と呼ばれる内務調査部からお叱りを書面で受け取りました。

高〜い天井から続く金色の大きいパイプの中を書面が入ってるバケツのような物がガンガン音を立てて降りてきます。以外とアナログ的な方法ですね。

個人的にこの内務調査部の詳細が気になります。

 

 

なんじゃそりゃ設定その④

「黄泉の世界で人間界のテレビが放送されている」

なんだか当たり前の事過ぎて気づかなかった。あれ、ここ黄泉の世界だよな...?電波届くんですか?

 

 

なんじゃそりゃ設定その⑤

「悪霊は生前の姿で人間界にはびこっている」

R.I.P.Dのエージェントは人間界に降りる際に混乱を避ける為、姿を変えて行動しています。でも悪霊の場合はボビーの本性を見る限り、生前の姿のままで生活している。既に混乱が生まれていてもおかしくないと思うのだが...。設定の甘さが見てとれます。

 

 

なんじゃそりゃ設定その⑥

「悪霊はある周波数が聞こえない」

超音波攻撃は、エージェントたちにだけ効くらしくとても動きが遅くなってしまいます。同じ「死者」なのにどうしてなんだろう。

 

 

なんじゃそりゃ設定その⑦

「再建が簡単なジェリコの塔」

女性管理官が「3000年前に壊滅させた」と言っていたが何故粉々にして破棄しなかったのだろうか。

ていうかそもそもパズルのように組み立てて復活させれるようなものなのだろうか。

んーん分からない。

 

 

 

 

考えれば考えるほど多くなるなんじゃそりゃ設定。

まとめたのはその中でも一部に過ぎません。

 

でもこれを魅力と捉える事が、この映画を面白く見るコツだと思います。

要するに余計な事は気にするなと言う事です。

 

仕事などでかなり頭を働かせた後に「何も考えずに映画を観たい」という時に観るのを勧めます。

 

 

 

悪霊の姿

 

悪霊=幽霊

である事は普通の事ですが、この映画ではそうではありません。

 

  • 実体がある
  • 人からはっきり見える
  • 写真、映像に映る

 

あと、臭いらしいです。

なぜか手足や目が増えていたりどっぷり肥えていたり、幽霊というよりエイリアンのような生物です。

ん?生物?という疑問はここでは無視しましょう。

 

タイトルに「ゴースト」と入ってるのに...と思う方もいるでしょう。

 

こちらも、余計な事は気にするなです。

 

子供は見やすいでしょうね。

 

 

 

ギャグシーンも

 

「死んだはずの人を見た」という混乱を避ける為、エージェントたちが人間界に降り立つ際は姿を変えて行動します。

変装とかではなく、人間の目からはフィルターがかかり全く違う人物に見えるようになります。

 

ロイ→エレガントでナイスバディな女性

ニック→中国人のおじさん

 

道行く男たちはロイを見て釘付け。

その超絶美女の隣には素朴な中国人のおじさんと言うなんだかシュールなコンビ。

 

その対人間フィルターがかかったカットが不意に出てくるので笑わずにはいられない。

 

1番笑ったのはビルでプレスリー悪霊と戦っているところ。

銃を持ったニック

バナナを持った中国おじさん

になってるカットは吹かずにはいられませんでしたw

 

人物のみではなく物にもフィルターがかかるとは、随分高性能です。

 

 

 

カメラワーク

 

この映画、カメラワークだけは突出してすごいんです。

プレスリー悪霊の追跡劇は必見です。

他にもそのすごさが垣間見える場面がいくつもあります。

 

 

最後に

 

始終突っ込みどころがいっぱいあるせいで長くなってしまいました。

 

この映画は

  • ファンタジー感強ければ強いほど好き
  • B級映画が好き
  • 仕事で疲れて何も考えたくない

という方にオススメします。

それ以外の方が観ると駄作としか思えないでしょう。

 

以上「ゴーストエージェント/R.I.P.D」感想でした。