将正洋画日和

素人の映画探求記

【ダレン・シャン 若きバンパイアと奇怪なサーカス】フリーク達のコミカルさが良い 感想 あらすじ ネタバレ

 

 

こんにちは。

将正です。

 

今回は

 

 

 

小学生の時に日本で漫画化されたのを読んでいました。

ダレン・シャン(1) (少年サンデーコミックス)

ダレン・シャン(1) (少年サンデーコミックス)

 

 

けど、ストーリーを全く覚えてない。

ただ、めちゃくちゃ面白かった記憶があります。

友達に借りて読んでいて続刊が発売されてなかったか、友達が持っていなかったかで、最終巻までは読めていません。

 

原作はイギリスの作家ダレン・シャンの小説。

 

映画を見れば記憶が蘇るかなと思いましたがそんな事はなく、何点かくらいです。

 

 

 

 

 

あらすじ

 

成績優秀で学校で人気者のダレンは親友のスティーブと共にシルク・ド・フリークという奇怪なサーカスを観に行った。ダレンはショーに出ていたマダム・オクタという毒グモに魅力され、盗みを働いたがスティーブがオクタに刺されてしまう。

ダレンはスティーブを救う為、バンパイアのクレプスリーとある取引をする。

 

 

 

感想

 

記憶が曖昧だったからこそ将正は楽しめたのかも。

 

原作を熟読されている、又は全く知らないという方からすると不満の声は多いようで、ターゲットは大きく絞られると思います。

 

バンパイア映画と言えばそうなのですが、この映画では他にも様々なフリークが出て来ます。

このフリーク達によって絶妙な陰気さが漂っている作品になっていると思います。

 

フリーク=サーカスに登場する異形の人間(?)達。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多種多様なフリーク達※これよりネタバレ

 

このフリーク達のコミカルとも言えず陰気とも言えない感じがこの映画の非常に絶妙な雰囲気を醸し出しています。

 

腹が内臓と骨のみの"ガリガリ芸術家"、腕を切断しても生えてくる"再生女王"、蛇の皮膚をもって産まれた"蛇少年"など多種多様。

 

それに本来"見世物"、"奇形"と聞くとちょっと暗い雰囲気を感じてしまいますが、このフリーク達は全く逆。

商売道具と言えどもきちんと住む場所は与えられておりショーでもプライベートでもとても明るい。むしろプライベートをそのままショーに持っていってるような。

彼らからすれば人生唯一出来る仕事であり、天職。

ショーに対して反感を持つダレン達の教師陣には「じゃあ養ってくれるのか?」と全くの正論。

 

とにかくそんな奇形で産まれた事にたいしてポジティブさが感じられて観ていて楽しい。

 

将正が特に気に入ったのはバンパニーズという敵対組織がシルク・ド・フリークのキャンプに乗り込んで来たのを追い出すシーン。

「ケツに頭を入れる」とバンパニーズを脅していた

体型は小人なんだけど頭だけが長〜いおじさん。

不意に笑わせてくれたなかなかナイスなキャラです。

 

そして狼人間"ウルフマン"には失笑。着ぐるみ感がもんのすごい。

 

 

 

マダム・オクタのモデルは「ハエトリグモ」?

 

ダレンが半バンパイアとなった一因のマダム・オクタは青・白・赤のカラフルなボディをしています。

将正はクモは超苦手なのですが、マダム・オクタのとびきり大きな瞳がとても可愛いと思いました。

 

こちらがマダム・オクタのモデルとなったのではないかというハエトリグモ↓

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非常に多くの種類がある。いずれも比較的小型で、足も長くないが、よく走り回り、ジャンプも得意。英名はジャンピングスパイダーである。歩きながらえさを探す徘徊性のクモである。

 

ハエトリグモ - Wikipedia

 

ジャンピングスパイダーとかかっこよすぎる。

 

まずこの特徴的な2つの瞳は見た目通りとても発達しているようです。よく走り回りジャンプするという点もマダム・オクタと似ています。

ハエトリグモというのは総称。クモ類最多で5000以上の種類があり、日本でも約100種類のハエトリグモが生息しているそう。

エサの捕獲にクモの巣を仕掛けて獲物を待ち伏せするのではなく、歩き回り、ジャンプをして獲物を捕獲するというれっきとしたハンターです。

 

マダム・オクタとの違いはサイズ

マダム・オクタは手の平に丁度乗るくらいの大型サイズで毒を持っています。一方ハエトリグモは比較的小型のクモで、写真を撮るのも一苦労みたいです。

毒はある種と無い種があるようですが、日本に生息するハエトリグモはほとんど毒を持っていません。

 

色に関してはカラフルなハエトリグモはたくさんいますがオクタの色は映画特有のものかと思われます。

 

 

日本で普段目にするクモはこのハエトリグモも多いようですが、こんなに可愛い顔をしていたとは知りませんでした。ちなみに家の中の害虫を食べてくれるので、益虫としてありがたがられる事もあるようです。

 

将正のクモを見る目が少し変わったかも。

絶対触れないけど...。

 

 

ハエトリグモ - Wikipedia参照

 

 

 

不満点も

 

将正は漫画を読んでいた事の記憶が曖昧だった為面白いと思ったのも本当。

だけど、原作を読んでいないと理解出来ない事も多いし原作を知らない人からすると話が全く見えないしツッコミどころも多いと思う。将正のように記憶が曖昧だと、理解出来るところと出来ないところの差が大きくなってしまう。

 

その中で1番よく分からないのがミスター・タイニーなのです。

たまに出てくる顎の無い脂っこいおじさん。見てるだけで少し不気味なのだが、バンパイアでもなければバンパニーズでも無い自称"戦争の愛好者"。両組織による戦争を起こさせようとしているらしい。

映画を観て分かるのはこれだけで、戦争を起こさせるという目的に至った経緯が分からないし何故スティーブを仲間に入れたのかも分からない。

本当にたまに出て来てムカつく事をほざいて悠々と去っていく感じ。

 

というのもラストがまるでやっちまった感満載なのです。

バンパニーズのマーロックを倒してダレンが正式にフリークの仲間入り。これで一旦めでたしめでたしハッピーエンドで終わらせればまだ百歩譲ってマシだったかも。

次に起こる事件を匂わせていかにも次作があるように見せた終わり方。しかもこの作品を一から理解しようと思うとその存在しない次作を観ないとまず無理に近い。ミスター・タイニーとの戦いはこれから!って感じ。

 

この【ダレン・シャン】という作品自体を映画で初めて観たという方には全く不向きなのです。

 

映画化した事で新たなファンを増やす事はまず出来ないでしょう。かといって原作に忠実でもない為ファンからの評価も低い。

ターゲット像が曖昧だった為にコケたのではないかと将正は思う。

 

良いところもある映画なのに非常に残念。

 

 

まとめ

 

極端に良いところもあり残念なところもあり。

将正と同じように記憶が曖昧だったという方は果たして居るのか。だからこそある程度楽しめた映画だったので、観て良かったとは思っています。笑

 

他にも思った事がありましたが文書書く程でも無いので箇条書き↓

  • リトル・ピープルがなんだか可愛い
  • クレプスリーがなんだかんだ優しくて頼りになる
  • エブラがイケメン

 

以上【ダレン・シャン 若きバンパイアと奇怪なサーカス】の感想でした。